こんにちは!プラスエム設計飯塚オフィスです。
仮称・糸田町多目的施設もいよいよ残りあとわずかで完成となります。
今は内装が仕上げの段階です。
図面資料イメージ(変更点もあります)
お手洗いの図面なのですが、新しい考え方の意見が飛び交いました。
みなさま、ジェンダーフリーと言う言葉はご存知でしょうか?
簡単に説明しますと、「女性らしさ・男性らしさと言う概念に捕らわれず、男女が平等に個人の能力や考え方を示し、行動・生活できるようにしよう」と言う考え方です。
ここ数年で、海外・日本で広まっている考え方ですね。
(※個人的に調べてみたのですが、ジェンダーフリーとジェンダーレスと言う二つの言葉が出てきました。
この2つの言葉には違いがあるようで、今回の記事の内容ではジェンダーフリーと言う言葉を選んで記事を書かせていただいております。
今回のお手洗いに関しての考え方にジェンダーフリーの概念を取り入れたかったからです。
間違いや、ご指摘があればご連絡ください。)
町の方々が誰でも使える多目的施設を考えたら辿り着いた意見でした。
様々な方からのご意見などを元に、飯塚オフィスの所長 黒土を筆頭に「トイレマーク(ピクトサイン)をジェンダーフリーへ」と新たに試みることへ!
(デリケートな問題なのですが、より良くしていくにはチャレンジしてみる事が大事ですね。まずはやってみよう!の精神です(;^_^A)

こんにちは、プラスエム設計飯塚オフィスの黒土こと
くろっちです。
早速お手洗い用のピクトサインを探してみたのですが・・・
あまり出回っていませんでした。
(日程の都合上、取寄せが間に合わない(;^_^A)
なので作りましょう!

こんにちは、サポートスタッフのyamaguchiです!
という事で、ピクトサインを作って掲示するお手伝いをさせていただきます。
~様々なやり取りがありましたが長くなりますので、端折ります(;^_^A~
まず、普通のトイレサインはこの様なものですね。
通常はこの様な、男女カラーで分かれています。
ジェンダーフリーと言う考え方では、青や赤などの男女を連想するカラーは控えるのだそうです。
今回は扉のカラーが白(前回子供たちに塗ってもらった)なので黒色で統一することにしました。
今回分かりやすい様に、JIS規格のピクトサインを参考に足りない表現を補わせていただきました。
半分女性で半分男性のマークなど。(現時点での仮イメージです)

公共施設のサインとしては珍しいですよね???

そうですね。
様々な意見が飛び交っていますが、海外では通常の文化がそのようになりつつある国もあるようです。
これからその様な海外から日本へ来られる方も、国を挙げての祭典などのイベントで多くなってくると思います。
公共施設なども寛容な考え方で取り組まれるところも多くなると思いますね(^^

なるほどですね!
「公共施設」+「オープンシステム」+「ジェンダーフリー」
様々な思いが詰まっていきます!
~ちなみに~
ピクトサイン用に、キッチンの壁材(白いプラスチックのような)を端材から分けていただきました。
大工さんありがとうございますm(__)m
(カットまでしていただきましたー!)